大嫌いだから、ね?(短編)
3
入学式から数日後。
あれから光くんに会うことは一度もない。
クラスが一組と七組ということもあって、私たちのクラスは渡り廊下をはさんで別々の校舎だから出会うこともない。
それにちゃんと、油断なく気をつけているし。
「陽菜、学食いこうよ!」
理佳がさそっても、とりあえず、なるべく教室にこもっている私。
「ごめんね、今日お弁当」
「また? たまには付き合ってよね」
「ごめんね」
私もメニューが豊富でおいしいと評判の学食に行きたい。
油断したら、そこに不幸がまっていたりするから。
おとなしく教室にいる。
でもでも、だんだんと朝も昼も出会うことがないと・・・やっぱり、油断して気が緩んじゃうんだ。
あれから光くんに会うことは一度もない。
クラスが一組と七組ということもあって、私たちのクラスは渡り廊下をはさんで別々の校舎だから出会うこともない。
それにちゃんと、油断なく気をつけているし。
「陽菜、学食いこうよ!」
理佳がさそっても、とりあえず、なるべく教室にこもっている私。
「ごめんね、今日お弁当」
「また? たまには付き合ってよね」
「ごめんね」
私もメニューが豊富でおいしいと評判の学食に行きたい。
油断したら、そこに不幸がまっていたりするから。
おとなしく教室にいる。
でもでも、だんだんと朝も昼も出会うことがないと・・・やっぱり、油断して気が緩んじゃうんだ。