大嫌いだから、ね?(短編)
5
翌朝は快晴。
抜けるような青空。
なんだか、思考停止中で頭がはっきりしない。
ぼんやりしたまま家をでて、駅へ歩き出す。
ふと、公園の入り口に人影が見えた。
あれは、光くんだ!
私に気づいて、手をふった。
私は即座に回れ右。
家に戻って、玄関を開けて、お母さんにいう。
「お母さん、自転車借りるね!」
「ちょ、ちょっと陽菜!」
「今日は自転車で行く」
いいながら、鍵を解除して自転車に乗る。
力いっぱいべダルをこぎだす。
公園の入り口たっている光くんのよこを勢いよく通り過ぎる。
唖然としている光くん。
「チャリ!? おい、こら、まて、陽菜!」
「またないもん!」
宣言して、勢いよく坂道を降りていく。
抜けるような青空。
なんだか、思考停止中で頭がはっきりしない。
ぼんやりしたまま家をでて、駅へ歩き出す。
ふと、公園の入り口に人影が見えた。
あれは、光くんだ!
私に気づいて、手をふった。
私は即座に回れ右。
家に戻って、玄関を開けて、お母さんにいう。
「お母さん、自転車借りるね!」
「ちょ、ちょっと陽菜!」
「今日は自転車で行く」
いいながら、鍵を解除して自転車に乗る。
力いっぱいべダルをこぎだす。
公園の入り口たっている光くんのよこを勢いよく通り過ぎる。
唖然としている光くん。
「チャリ!? おい、こら、まて、陽菜!」
「またないもん!」
宣言して、勢いよく坂道を降りていく。