本当の私、嘘の私
体を拭き、温かいミルクを与えると、凄い勢いで飲み始めた

「おまえ、よっぽどお腹空いてたのね…」

恵理が撫でると、気持ちよさそうに目を細めた

いつの間にかミルクを飲み終えていた猫は、スウスウと寝息をたてて気持ちよさそうに寝ている



そっと起こさないように抱き上げて、二階の自分の部屋のベットに寝かした


動物と接するのがこんなにも楽しいとは思わなかったな…

自然とほころぶ恵理





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