僕が彼女といる理由
僕はいきなりたたき起こされ

睡眠不足気味の頭は、

もう怒る気力さえなかったから


『…で、なんだよ?』


『朝ごはん食べよ♪』


『…………はぁ?!』


『材料も買ってきたから!

おじゃましまぁ〜〜す♪』



意味わかんないんだけど…



もぉ、いい。

俺はこの2人に振り回される運命なんだ。




よく見ると2人の手には

朝ごはんと言うには多すぎなんじゃ…

というくらいの材料があった。




僕は意味不明な二人の行動を
理解するのを諦めて、顔を洗うことにした。


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