僕が彼女といる理由

鳴りつづく電話

幸森さんが去って数時間、

僕らはひたすらに飲んでいた。



そんな時、


プルルル…


『あ…』



『…でたら?』



『……そ?』



ピッ



『もしもし?』



『うん…。』



『ちゃんと話すから…』



『…………え?


…………好きだよ』



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