好き。

「カナ‼」

ミカが叫んでるのも知らず、あたしはすぐにそこから立ち去った。

本当はすぐにでもケイトに真実を聞きたい。


…でも、その勇気があたしにはないんだ。


メールでミカに「もう帰る」とだけ伝え、そのまま家に帰った。

どこかで汗だくになってあたしを探している人に気づかないまま…






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