guard
「いたぞ!襟沢 里衣だ!殺せ!」


 刺客か!
 俺はとっさに彼女を抱きかかえ部屋を出た。


「林くんっ…」


「しっ。襟沢さん、声を立てないで」


「殺せ!」


 銃が発砲される。

 
 彼女を助けなきゃ。


「恵美さん!襟沢さんをお願いしますっ!」


「お嬢様!こちらへ」


「林くん!」
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