guard
「何で…あたしのために…命かけて戦うの?守ってくれるの?」


「何でって…仕事でもあるし、あなたを死なせたくない」


 すると彼女は泣きながら…。


「死なないで…」


 と、かすれた声で言った。


「死んだらダメ…。あたし…」


 そういう彼女。


 実際俺は限界だった。


「あたし…林くんのこと好きなんです…!だから…死んだりしないでください」


 俺のこと…好き?!
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