小さな恋
「それにしても、晃一先輩人気あるね。」
「あたりまえ!だって、校内1番だよ!?」
だよね、そんな先輩となんか縁がなさそう…。
…いま、晃一先輩こっち向いた?
いやいや自意識過剰!
でも、なんかこっち来る?
「君たち、1年生?」
と言うと、王子様スマイルをした。
きゃー!
やっぱりかっこいい!!
「はい!そうです!!」
「あっ、君朝の子だよね?」
えっ、覚えてくれてる!!
嬉しい!
「はい!覚えてくれてたんですか!?」
「忘れるはずないよ。こんな可愛い子。」
可愛いい…かな?
でも、女の子達の視線が痛い……。
「私可愛いくないですよ?」