小さな恋

「それにしても、晃一先輩人気あるね。」


「あたりまえ!だって、校内1番だよ!?」


だよね、そんな先輩となんか縁がなさそう…。



…いま、晃一先輩こっち向いた?

いやいや自意識過剰!

でも、なんかこっち来る?

「君たち、1年生?」

と言うと、王子様スマイルをした。

きゃー!

やっぱりかっこいい!!

「はい!そうです!!」


「あっ、君朝の子だよね?」


えっ、覚えてくれてる!!

嬉しい!


「はい!覚えてくれてたんですか!?」

「忘れるはずないよ。こんな可愛い子。」


可愛いい…かな?

でも、女の子達の視線が痛い……。


「私可愛いくないですよ?」



< 14 / 17 >

この作品をシェア

pagetop