俺の好きな人
「痛い痛い!!!」
彰吾のコメカミをぐりぐりを押す。
俺の指の上から頭を押さえる。
「もう言いませんっ!!」
大きな声でそう叫ぶ。
あまりの大きさにクラスメイトたちは一瞬、彰吾のほうを振り向いた。
「同じ匂いだろ?どんなシュチュエーションだよ・・・・・・」
本気で痛かったのか、コメカミ辺りを撫でながら考えている。
その様子を眺める。
「あー、同じ香水なんじゃね?」
そういうことか。
「分かった。解決した」
東野と実紅は同じ香水を使っているから同じ匂いがしたのか!