満員電車の君
突然、後ろを振り返り、
「明日も、また、同じ電車で会いましょう〜!」
と、右手を挙げながら、私に言ってくれた。
あの人が……
いつも見ていたあの人が……
今、
私に、言ってくれた――…。
「明日も、また、同じ電車で会いましょう〜!」
と、右手を挙げながら、私に言ってくれた。
あの人が……
いつも見ていたあの人が……
今、
私に、言ってくれた――…。