ガラスの日々

「あ…わたしもう、帰らないと。ごめんね!」

「なによ咲妃。なんかあんの?」

「ごめんね、先約が…」

大学の友達との、約束があった。


「じゃあね。」

そういって出口へ向かう。


~~♪


メールの着信音がきこえた。

扉を開ける瞬間、室内の異常な状態に気づいた。
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