あなたの隣で
ある雨の日私は
家を飛び出したー‥。
たった5分前のことだったー‥
ガッシャーン
それと同時に聞こえてきた
あの人の声…。
「あたしはあんな子
いらないっ!今すぐ追い出して!
睨んだ顔目つき!全て
あの女にそっくり!不愉快よ
目障りなの!」
よく聞こえなかった
けど…たしかにパパは
冷たい声で言葉を放ったー…
「苺華は…
存在してないことにしろ…
目には見えない事に
すればいいだろ?
俺だって引き取りたくて
引き取った訳でない
頼む後少し我慢してくれ…」
そして…あの人の言葉
たった一言。
「わかったわ…」