あなたの隣で
「な…によそれあたしはただ
寝てただけよ!」
「雨の中あんな薄着で?」
言い終わるとフッと笑う
こいつ絶対鼻で笑うの癖だな…
…ぢゃなくて…
「はいそうですよなにか
文句でも?まあ?文句なんか
全然聞くきないですから!」
そして はっ。っと
笑ってやった……
すると…
「てかお前なに」
「お前なにじゃないわよ
あんたこそなによっ?」
「いやちげーよ。
お前の名前だよ」
あっ…そっちね…ハハ
「あっあたし?あたしは…」
名前なんか教えるかってんだ。
偽名使ってやろっ☆☆☆
「なっ…中川ひとみです」
「うそつくな」
「へい?」
「お前そんな名前じゃ
ねえだろ?」
ちっくしよう。
「ばれたか…」
「顔にかいてある。
で?名前は?」
「結城苺華だす」
「ブハッ」
は?なに?なんかした?
「お前よー。だす。じゃなくて
ですだろ‥クックック」
この男‥じゃなくて海翔は
腹を抱えて笑い出した
なによなによなによー!
「なによ!ミスっただけじゃない
そんなケタケタ笑うんじゃないわよー!」
そんなでかいあたしの声は
部屋全体に響いた‥
「苺華‥お前声でけえよ」
といいながら耳を押さえて
ケラケラ笑っている。
いやまて。苺華ってなんだ?
いきなり呼び捨て?
‥まああたしも年上呼び捨て
にしちゃってるけど‥
そんなことを考えてると
「「「どーしたー?」」」
と同時に赤毛と金髪と
黒髪金メッシュ達がドアをあけた。