好きだからこそ・・・
ついに決めたこの日
告白すると決めた日
いつも通りの会話で
いつも通りの流れ
何も変わりのない中で
私の心は変わっていた・・・

今日はりんに抜けてもらって
チャンスを作ってもらった
ついに来た時
「あんさ、」
「ん?」
「あたし優太が好き」
やばいやばいやばい
言っちゃった・・・
「え?」
「会う前から好きで
 会った時にもっと好きになって」
「あー」
駄目かあー
あーもーやだ
すっごい恥ずかしい
やばいやばい
「いきなりこんなこと言われても困るよね」
「うーん・・・
 そりゃー俺もあんりといて楽しいよ
 でもさ、付き合うっても遠距離じゃん?」
「うん」
「俺、そー言うのマジ辛くなっから・・・」
あー
そーだよねー
もーやだ!
駄目だああああああああ
「ごめんな?」
「いあいーよ・・・
 んまぁー今日は寝るねー」
「おう!また、明日な!」
「うん!おやすみ」
はああ
終わった
あたしの恋
やっぱ無理だよなー
遠距離かー
あーもーやだなー
何か心に大きな穴が空いたみたい・・・
何も考えらんないなー
「りーん」
「ん?」
「あたし、言ったよ」
「おー優太に?」
「うん」
「どーだった?」
「振られた・・・
 やっぱ遠距離はきついってさ」
「そっかー
 んまぁーどんまい」
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