君のいない教室
ずっとずっと、この時間が続けばいいのに…。
そう思えた。
「…っ着いた!」
大きな声を出して、後ろを振り返ると、そこには疲れ切った顔の久保田がいた。
「大蔵、走るの速いねー!何でそんなに速いの?」
「親が速いから!」
「じゃあ、親譲りなんだね!」
流れる汗を拭いながら、久保田は僕に笑いかけた。
そして、僕にピースした。
「これ、罰ゲームとかないっしょ?」
「どーしよっかな!」
頭を抱えて、考え込む。
本当は、罰ゲームなんてどうでもいいのだけれど。
ここで、お別れをしたら、きっともう友達にはなれない。
仲良くなるにはやっぱり…
「じゃあ罰ゲーム!今日1日僕の言う事を聞く事!」
「げぇーっ!でも、クラス違うじゃんっ!めんどくさー」
「クラス違うからこそ出来る事があんだよ。」
久保田の回りには”?”マークがたくさん浮かんでいた。
そう思えた。
「…っ着いた!」
大きな声を出して、後ろを振り返ると、そこには疲れ切った顔の久保田がいた。
「大蔵、走るの速いねー!何でそんなに速いの?」
「親が速いから!」
「じゃあ、親譲りなんだね!」
流れる汗を拭いながら、久保田は僕に笑いかけた。
そして、僕にピースした。
「これ、罰ゲームとかないっしょ?」
「どーしよっかな!」
頭を抱えて、考え込む。
本当は、罰ゲームなんてどうでもいいのだけれど。
ここで、お別れをしたら、きっともう友達にはなれない。
仲良くなるにはやっぱり…
「じゃあ罰ゲーム!今日1日僕の言う事を聞く事!」
「げぇーっ!でも、クラス違うじゃんっ!めんどくさー」
「クラス違うからこそ出来る事があんだよ。」
久保田の回りには”?”マークがたくさん浮かんでいた。