君のいない教室
第5章「モテ期到来」
キーンコーンカーンコーン
「あっ!私、今日当番だった!先帰るね!」
久保田は、急いで音楽室を出て行った。残された山田と僕は、戸締りをした。
「…山田。」
「なーに、大蔵?」
「さっきから、人の顔見てニヤニヤすんのやめてくれる?」
「だってぇー」
目を細めて、女らしくない笑い方をする山田。
少しは女っぽくしろよな…と心の中でツッコむ。
「だから、何だよ!」
「香里とぉー何かあったんですかぁ?2人は、付き合ってるのぉ?」
山田は、ブリっ子のように手でハートを作って、楽しそうに笑った。
「付き合ってないし。」
「でも、大蔵は香里の事好きだよね?顔に出てますよー」
思いっきり予想的中されて、顔が真っ赤になってしまった。
「相談くらい乗るぜッ☆お嬢さんッ♪」
「お嬢さんって…俺、女じゃないし。」
小さく溜め息をついた。
「あっ!私、今日当番だった!先帰るね!」
久保田は、急いで音楽室を出て行った。残された山田と僕は、戸締りをした。
「…山田。」
「なーに、大蔵?」
「さっきから、人の顔見てニヤニヤすんのやめてくれる?」
「だってぇー」
目を細めて、女らしくない笑い方をする山田。
少しは女っぽくしろよな…と心の中でツッコむ。
「だから、何だよ!」
「香里とぉー何かあったんですかぁ?2人は、付き合ってるのぉ?」
山田は、ブリっ子のように手でハートを作って、楽しそうに笑った。
「付き合ってないし。」
「でも、大蔵は香里の事好きだよね?顔に出てますよー」
思いっきり予想的中されて、顔が真っ赤になってしまった。
「相談くらい乗るぜッ☆お嬢さんッ♪」
「お嬢さんって…俺、女じゃないし。」
小さく溜め息をついた。