君のいない教室
海君、今なんて…。

”俺と付き合って?”

それ、本気で…


「か、海君っ!?」


私が大声を張り上げると、海君は驚いたようにこちらを向いた。


「い、今のほ、本当!?私、超ダサイよ!?」

「告ったのはお前だろっ!それに…俺、未夢の事好きだし。」


ドキッ…

海君…私の好きな海君…

やっと、手に入れる事が出来た、愛しの…


「海君っ!!」

「ん?」

「大好きっ!!」


私がそう言うと、海君は照れて、顔が真っ赤になっていた。



可愛い…

海君、大好き…。



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