元ヤン!
学校案内終了

「やっと終わった!」
修は伸びながら歩く。

「あのさぁ…茜ちゃんって恋人居るの?」

普通に大きな事を聞く修。

「いっ…居ないよ!」
そう言う。

「ふぅ~ん」

私は空気が堅苦しくなったのが嫌だったのか修に

「しゅっ…修は?」
と聞くと

「俺は居るよ。大事で仕方ない彼女がね♪」

私は胸がズキズキ痛む。
当たり前って分かってる。
こんなにモテるんだから。

でも…やっぱり辛くて…

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