元ヤン!
「その子ってどんな子?」

と聞くと

「とにかく可愛くて、優しそうな感じ。 でもあの子裏がありそうで私あんま好きじゃないのよね~」
優理花は正直に話してくれた。

教室
「茜ちゃんさっきはなんかゴメン…」

修が謝ってきた。

「なっなんで?別に気にしてないよ!」
本当はめっちゃくちゃ気にしてる。

「そっか♪」

と話していると
「修~♪昨日の本返しに来た…」

例のあの子、香織ちゃんだ。

「修、この子誰?」
すこし不審そうに私を見てくる香織ちゃん。

「あっ!紹介不足だった!茜ちゃんって言うんだ!友達だよ」

修は焦って私の自己紹介をする。

「そっか♪ヨロシクね♪」

彼女はニコッと笑う。
「香織、図書室行こうぜ♪」

といい、修は廊下にでる。

すると香織ちゃんは私の耳の側で
「もし修、取ったりしたら許さないから♪」

そのあと小さく微笑み、修と図書室に向かう。
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