元ヤン!
帰り道
「よっ♪」
後ろからの修の声。

私は少しきつく、
「しゅっ…修は香織ちゃんと帰んないわけ?」

と聞く。

「あいつ、違う方向だから。」

「だっ…だからってなんでウチと帰るのよ!」

素直じゃないな~自分!

「えー良いじゃん♪これでも結構仲いいんだし♪」

うっ…嬉しい♪嬉し過ぎるっ♪
仲いいって思ってもらえたなんて♪

「ウチは一回も仲いいなんて思ったことないんですけど!」
も~!自分にあまのじゃく過ぎるっ!私っ!
「でも、俺は思ってるから♪」

かっ…軽っ!

私はぶつぶつ文句を言いながら修と帰る。

「じゃあね♪修」

「おう!明日な!」
修との分かれ道。
少し寂しいけど、心臓のバクバクを抑えられることができるから、安心。

修と居ると心臓バクバクするし。

と思い、家への一本道を歩くとそこには
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