元ヤン!
「香織…ちゃん…」
「今度はあんたが私の指図を受けることよ!」

その言葉を香織ちゃんは残し、去っていく。

「私、なにしてんだろう…」

私も数分後に教室に帰る。

「茜っち~!」

と言いながら抱き締めてくる優理花。

それを見て微笑む遥。

少し、世界が戻った気がしたんだ。
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