元ヤン!
二時間後

いつの間にか私と修は寝ていた。

「修?大丈夫?」

私が修を呼び掛けると

「んっ…」

と一言、目覚めの声
ふと、時計を見ると8時すぎだった。

「しゅ…修、私帰るね」

すると修は少しうなずく。

「お邪魔しました」
私は挨拶をして、暗い道を歩く。

すると
「おぃてめぇ、金だせ」

私は絡まれてしまったのだ。

「お金なんかありません!」

といい、走る。

だが、すぐに追いつかれて
「この…クソガキ!」

といい、私の目の前に握りこぶしがくる。

私が目をつぶった瞬間、
「てめえら、なにしてんの?」

「は?」

ヤンキーが気を抜いた瞬間、私は飛び蹴りをする。

ヤンキーが倒れた。 そのヤンキーの後ろに立っていたのが修。

「なぁんだ。せっかく茜ちゃんにカッコいい所見せたかったのに~」

修は頬を膨らませる。

「しゅ…修…なんで居るの?」

私は修を見ながら目を丸くする。

「助けに来たんだよ?だって、俺の彼女だし」

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