いつか、伝えて
ミユとユウキは


まだ、帰ってこない。


そんなに海が楽しいのだろうか。


「あいつ等、おせーし。


 海に帰ったか。」



「実は、魚類でした?!」



仕事を終え、


荷物も整頓して、


またソファの上に戻る。


“あいつは魚にたとえると~だ。”


そんな話をしていた。


やっぱり、話の内容は


中学時代から発展していない。


くだらない話だ。




「ミユはねえ、エンゼルフィッシュ。」



「また、妥当な。」


「えー。ユウキは?」


「俺・・・タコだと思う。」



理由は特にないそうだ。



「あー駄目、


 ユウキ見たら、背後に

 
 タコ出てきそう。」



「カモン、たこー。」



「あ?探しいくの?」



キョウヘイの心が読めた。


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