いつか、伝えて
キョウヘイの声が


耳元で聞こえる。


綺麗な声だ。


「うん、私も。

 本当よかったね。」


ドキドキを抑え、


キョウヘイの肩を叩いた。



「あー、悪い、

 嬉しすぎて、勢いで・・」


自分のしている事に


気づいたのか、キョウヘイは


レンから離れた。



「分かってるよー。」








私は、ドキドキを抑えた。








「さあ、2人の所行こうよ。

 お祝いしなきゃ。」





「そ、だな。 


 おーい!


 ユウキ!


 ミユ! 」




キョウヘイが大きな声で


2人の名前を呼ぶ。



2人がキョウヘイとレンに


気づいたようで、


繋いだ手を上に上げ、


大きく、手を振った。
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