いつか、伝えて
キョウヘイも、


嬉しそうに手を振っていた。



レンは横目でキョウヘイを見る。




こんなに、仲間思い。


こんなに、純粋。



こんなに、大好き。




「行くぞー。レン。」



キョウヘイの声で


我にかえる。


キョウヘイはレンを置いて


2人の方へと向かっていた。


「待ってよー。」











もうすぐ、日が完全に沈む。
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