いつか、伝えて
「全然だよ、もう無理みたい。


 私ね、もう、告白しないんだ。」





「どうして?好きなんでしょ?」




「・・・・。 


 これでいいんだ。」




ナッチャンは納得ができないと


でも言うように首をかしげた。



そんな話をしている内に


学校が見えてくる。



レンは、校門をくぐった。



下駄箱に靴を入れて、


上履きに履き替え


教室へ向かう。




今日一日、



楽しもう。




最後に



みんなで。
< 153 / 200 >

この作品をシェア

pagetop