いつか、伝えて
気づけば、放課後になっていた。




今日も一日楽しかった。




ミユとユウキは


何も知らずに二人で


仲良く帰っていった。




キョウヘイも、


気づけばいなくなっていた。




レンの周りをまた一人、

二人、


「ばいばい。」


手を振りながら通り


過ぎていった。



どれほどの時間、


そこに居たのだろう。



辺りは、


夕日に染まっていた。



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