いつか、伝えて
土曜日、日曜日、


時間はすぐに


過ぎていった。



そして、月曜は


もっと早く


やってきた。





大きな荷物を


トラックに詰めてもらい、


母親と共に家を出た。



色んな思いが残る、


この町に別れを


つげなくてはいけない。



プルルルルルル―・・・・



突然、鳴り響く着信音。


レンは慌てて携帯を


取り出す。


キョウヘイからの電話だった。




「はい・・。」



「お前、あほか!!!」



「うん。」


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