いつか、伝えて
「2年前、今日と同じように
俺は事故にあった。」
「同じって?」
「お前を追いかけ、事故にあったんだ。」
「そうだったんだ・・・。」
事故にあったのは
やっぱり自分のせいだったんだ。
「どうして記憶が無くなった
とか、なんで記憶が戻ったとか
そんなのは分からない。」
「本当だね、不思議だよ。」
キョウヘイの額を
真っ赤な血が流れている。
「キョウヘイ・・分かったから
病院行こう?」
「駄目だ、まだなんだ。」
「え?」
キョウヘイは流れる
液体を手で
拭い去った。
「まだ、言いたい事が
山ほどある。
お前が俺の目の前から
姿を消す前にどうしても
言わなくちゃ・・・。」
俺は事故にあった。」
「同じって?」
「お前を追いかけ、事故にあったんだ。」
「そうだったんだ・・・。」
事故にあったのは
やっぱり自分のせいだったんだ。
「どうして記憶が無くなった
とか、なんで記憶が戻ったとか
そんなのは分からない。」
「本当だね、不思議だよ。」
キョウヘイの額を
真っ赤な血が流れている。
「キョウヘイ・・分かったから
病院行こう?」
「駄目だ、まだなんだ。」
「え?」
キョウヘイは流れる
液体を手で
拭い去った。
「まだ、言いたい事が
山ほどある。
お前が俺の目の前から
姿を消す前にどうしても
言わなくちゃ・・・。」