いつか、伝えて
「貴方が、キョウヘイ君の事好きなのは

 分かっていたの。でも、私のせいで

 引っ越す事になって本当にごめんね。」



そう言い、誤った。



「いや、お母さんは悪くないよ。」



「2日後に引越しだから、荷物まとめてね。」



そう言われ、レンは部屋に戻った。



キョウヘイに会える。


2年ぶりだった。



覚えていてくれてるだろうか?



私は受け入れられるだろうか?




たくさんの不安な気持ちが


レンを襲う。




嬉しいけれど、


なんだか憂鬱だった。






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