いつか、伝えて
“ナッチャンはともかく、


 よくキョウヘイは受かったな。”


必死に勉強する、キョウヘイの


姿が目に浮かぶ。


レンはふっと笑った。





そして、机に向かい、


気合を入れて、


ノートを開く。



せっかくこの町に

戻ってこれたんだ。


キョウヘイのそばに

居なくちゃ意味がない。




神様、機会を与えてくれて


本当にありがとう。











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