いつか、伝えて
「私ねー。ミユって言うの。

 ミユって呼んでー。」


「私も、レンでいいよ。」



ホームルームが終わり、


1時間目が終わるまで


ミユとユウキと喋り続けた。



初めて会った気がしない位、


すぐに気が合った。








この教室にキョウヘイは居ない


ようだ。


もし、居たとするならば


何か反応があるだろう。


残念だったけれど、少し安心した。





1時間目、2時間目、3時間目と


何事もなく過ぎていく。
< 41 / 200 >

この作品をシェア

pagetop