。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。


「へっ!!?」


男の人がたじろいだように一歩後退する。


「窒息死?水死?圧死?焼死?餓死?ケイは何がいいですか??」とにっこり女の人が笑った。


「ル、ルカちゃん、もっとマシなのないの?」


あたしは女の人の言葉にびっくりして顔をあげた。


いやいや、あたしよりバイオレンスだよ…


「ユカリって誰ですか?」


「へっ!!何故キミがその名前を…」


「この間寝言で言ってましたよ?“ユカリさん”って」


「いやっ!それは昔の話でっ!!!彼女とはもう終わってるの!」


ぅわっ!!修羅場!!?



ちょっとびっくりして二人を見ていると、前の席でキョウスケも驚いたように目を開いていた。





< 90 / 592 >

この作品をシェア

pagetop