*一生恋愛奏曲者*     ~girl&boy~
「ああ…山川と雛耶か…
おはよう。」




亮也の声。


けど聞きたくない。




あたしはもう繋がりがないんだ。



隣に居る理由がないんだ。


聞きたくないッ!

『っ…。』



「えっ?雛耶!?」




あたしは紅葉の声を無視して階段をかけ上がって教室に向かった。















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