*一生恋愛奏曲者*     ~girl&boy~


「あのさ…
紅葉と何かあった?」



浅間はあたしに耳打ちした。



何か?何が??



『何が?何もない。』



浅間はそれを聞くと不思議な顔をしていた。
「ふぅん。」


なんだこいつは…。



「お見舞いにでも行ったら?」



浅間はニコッと笑う。

こいつ爽やかな少年だよな…。

















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