溺愛lovers





行為を終えた俺たちは

そのまま眠る。



「今日は、いきなりごめんね。」


「気にすんなって。

 明日休みだし。暇だったし。」


「・・・ありがと。

 嘉向は優しいね。」


「何、いきなり。」


「ううん。言ってみただけっ」



そう言って、俺に抱きつく百合。

無邪気で可愛い笑顔を俺に向けた。



「んっ、ふあ・・・」



俺たちは唇を離し

見つめあった後、また唇を重ねた。



何度も、何度も、何度も。


お互いを確認しあうように

唇を重ねる。



だんだん激しくなるキス。



百合は俺の肩に手を回し

足を絡めた。


俺もそれに答えるかのように

百合の腰に手を回した。






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