溺愛lovers





「何かようか?じゃねぇよっ

 もう1年近くなるんだから

 いいんじゃねえか?」



「ほっとけ。

 人のことに口出すな。」



俺は長居の手を払い、教室に向かった。



俺は高校に入るのと同じ頃に

百合と付き合い始めた。



始まりは、俺の一目惚れ。



1人でいた百合に声をかけた。



そしてその日のうちに

俺たちは1つになった。



そこから流れで付き合うようになった。




でも、百合の気持ちは

俺に向いてないような気がし始めた。



―――――百合は二股してたんだ。




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