想ぃ…


「里緒菜」


「んー?」


扇子を片手に扇ぎながら
お父さんの方に振り向く



「かっぱらいに行くか」










「ぅん…………は!?」






今爆弾発言が聞こえたような気がしたが…。
きのせいかな





「父ちゃん今…なんて…?笑」



父ちゃんはタバコに火をつけ、真面目な顔で言った。





「ん…かっぱらいに行くかって」




ちょっと…ちょっと…
こんな今生活ひぃひぃいってんのに、なんつう冗談を言い出すのよ…!





「ちょっと…冗談やめてよ」




「本気だ、よしいこう」





仕方なくあたしはついついった。




< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop