外見うさぎ中身もうさぎ―番外編―
気付けば、真理子を押し倒して服を無理矢理脱がしていた。
「嫌!やめてよっ」
「うるせぇよ、恵が起きちゃうんだろ?」
「………こんなの変だよ……、達樹……」
「俺どうしたらいいのか、もうわかんない……」
情けないけど、また涙が出た。
「…達樹の好きなようにしていいよ、もう…」
真理子に捨てられた気がした。
俺が悪いのに、勝手にキレてあげくの果てには押さえ付けてこんなことして…
でも、もう止まらない。
「わかった」
真理子の手首を押さえ付けて、真理子と1つになった。
苦痛に顔を歪める真理子は、震えながら泣いていた。
ただ腰を振って、自分の快楽のためだけを考えた。
何度も真理子の中で果てた。
俺の我が儘な行為が終わったあと真理子が口を開いた。
「………達樹、信じなくてごめんなさい」
「………」
「こんなに達樹を苦しめてごめんなさい」
「真理子…?」
「達樹のこと大好きだから、不安になっちゃったの…」
やっぱり、真理子は俺の最高の奥さんだ。
「…真理子、ごめん………、痛かったよな…」
「痛かった、でも達樹の心の方が痛かったと思うから……」