軽業師は新撰組隊士！

ほのぼのお祝い百人一首

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「つーワケで、百人一首大会をしよう、ってことになったんだけど。」

「ごめんなさい。どういうワケなのかさっぱりです。」


あれから数日。
隊士たちの楓に対する態度がようやくぎこちなくなくなったころ。


土方、沖田、藤堂、永倉、原田が楓の部屋に集結した。



「いやー、だから、“楓の誤解とけたねヤッタね記念”だってば。」


藤堂の言う“楓の誤解とけたねヤッタね記念”で百人一首をするようだ。


「……いや、まぁ嬉しいんですが…。なんで百人一首？」

「言い出しっぺの左乃さんがこれしか娯楽を持ってなか――もがっ」

「ばっか、平助！おま、バレんだろ!?」


（その反応でバレバレですが…）


どうやら原田が提案してくれたらしい。