軽業師は新撰組隊士!
鳥は夜目でも
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次の日
楓は、朝ご飯を食べた後、土方の部屋にきていた。
「あの、いいんですか?お父さんと一緒に、一つの部屋を使って…。」
そう、
楓と克には一つの部屋が与えられた。
しかし克は昨夜から近藤に拉致されているので、実質、楓が一人で使っているような感じだった。
「あぁ、いいんだよ。元々、物置にしようとしていた部屋で、空いていたんだ。気にせず使え。」
「はい…。ありがとうございます。」
「それに、部屋は隣なんだ。なんかあったら、すぐに来い。」
「はい。」
優しいな、と楓は思う。
タイムスリップして、
不安で、不安で
最初は逃げて。
追いかけてくるものだから、
逃げてしまって。