lovin'you
『富貴。ちょっと来るの遅かったんだね。なんかあったんでしょ。』と紗季が笑いながら私に話し掛けた。『ちょっとね。嬉しいことがあったんだ。』と言っている私の顔は、自然と笑顔になっていた。『なに?教えてよ。』紗季が私を問い詰める。私は話したくなかったけど、紗季だけには話そうと思い話した。『実はさ、私ね、紗季が先に外に出た後、慶太君に呼び止められてさ、振り向いたら紙切れを渡されてさ。良く見たら慶太君のアドレスが書いてあったんだ。』すると紗季が、『嘘!?マジで?それってマジで凄いことじゃん。』と自分の事のように喜んでくれた。『本当にびっくりしちゃったんだよ。家に帰ったら早速メールしてみるよ。』と私は笑顔で答えた。
そして家に帰り着いた私は、早速慶太にメールを送った。
【こんばんは。今日は本当に楽しかったです。こうやって慶太君とメール出来るのが夢みたいです。これは私のアドレスなので、登録してくださいね。富貴】
そして家に帰り着いた私は、早速慶太にメールを送った。
【こんばんは。今日は本当に楽しかったです。こうやって慶太君とメール出来るのが夢みたいです。これは私のアドレスなので、登録してくださいね。富貴】