最強の女総長
3・副総長
「愛理…ちょっといいか?」
学校に行くと蓮次からの突然の呼び出し。
軽く頷き、蓮次と一緒に屋上に行く。
普通の学校は屋上に出るドアは、鍵がかかってるのにここはかかってなかった。
蓮次は教室に入るように、堂々と入っていった。
「……単刀直入に聞いていいか?」
蓮次の性格上、回りくどいのが大嫌いだと思う。
だからあたしはコクン、と首を縦に振った。
「……愛理…お前は…」
静かに蓮次が口を開く。