最強の女総長
「わかりました。連絡してみます」
下っぱは電話をかけ始めた。
俺は倉庫を出てバイクを、少し離れたゲーセンまで走らせた。
「よっ、蓮次」
名前を呼ばれ、振り返る…
「純(ジュン)!?」
そこには中1のときにツルんでた奴だった。
中2のとき純は転校して会うのは3年振りくらい。
俺たちはゲーセンで、カーレースのゲームをやりながら話していた。
「あ、蓮次。お前…高校通ってんのか?」
あ〜、そういえば俺、中1のとき進学希望せず就職希望にしてたんだよな…。
「親父が高校だけは出とけって…。高校は通ってるよ」
「さすが蓮次の親父さん。…で?どこの高校通ってんだ?」
「蜂凰高。純は?」
純は驚いている。