最強の女総長


「……なんで…?」



先に口を開いたのは向こうだった。


蓮次たちはあたしと相手を交互に見てる。



「……じゅ…ん…?」


あたしは小さく名前を言った。


コイツは、女龍初代副総長…迅の双子の弟。



「純…愛理のこと知ってんのか?」

「……ああ。愛理は…女龍初代総長…」


純が言うとみんなはザワザワしだした。



「蓮次。純は女龍初代副総長の双子の弟だ」


あたしと純の周りには他と違う雰囲気が漂っている。



――ガタン。


「愛理。純。場所変えるぞ…」


蓮次が椅子から立ち上がり言った。



あたしと純は蓮次について行った。


教室ではクラスのみんなが混乱してる様子だった。



ついたのは定番の屋上…。





< 58 / 240 >

この作品をシェア

pagetop