最強の女総長
手紙を封筒に直し、机の上に置く。
俺も正直、迷った。
暴走族のことを何も知らない俺が、参加するのはあまりに無謀すぎる。
何もわからない俺が、参加していいのか…?
だから、愛理との約束は必ず守る。
愛理のためにも…俺のためにも…。
すべて終わったら、俺は…両親と向き合うと決めた。
兄貴のために…
家族のために…
なにより、
俺自身のために…
今の俺は、ただただ愛理からの連絡を待つだけだ。
〜純sideEND〜