最強の女総長


「照鑼っ「総長補佐っ!」



珍しく照鑼が声を荒げた。


眉間にしわを寄せる弥結。



「総長補佐…。確かに純さんを参加させることは、女龍のルールを破ることになります。それに、今回、俺たちは参加することはできません。

正直、俺も参加したいです。副総長をヤった相手だから……。でも、相手はもう族を抜けた。

だから今回は族同士の争いじゃないんです。


それでも俺たち以上に、ソイツを恨んでるのは総長と純さんなんです…」



照鑼は1回切って、呼吸を落ち着かせてまた話を続けた。





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