悪魔の連鎖ポイズン・キッス
めぐみは、恐る恐る省吾のメガネを回収している由美子を、少しにらみつけながらそう言うと、ぐっと理恵子先生の腕を取った。
そして、理恵子先生の体を強引に引き寄せ…

-ブチュ~ッ!-


「うっぎゃあ~っ! め、めぐみさん!?キ…ス!!?」


-ちゅぽん…-

「…伝えておいて。私が好きなのは、お姉様、ただ一人だと。」

「ごっ、御馳走様でしたァ~ッ!」

由美子は、慌てふためきながら、駆け足で保健室を後にした。

「お粗末様でした。クスッ、可愛い娘(=゜-゜)

…さあ、お姉様、邪魔者はいなくなった所で、早速続きを…」

「ヒイイ~ッ!」

理恵子先生もまた、めぐみを払いのけると、大慌てで保健室を後にした。

「!!?な、なぜお姉様!
ま、待って…」

めぐみもまた、二人に続いて駆け出そうとしたが、急にめまいがしたかと思うと、

-ドサッ-

急に気を失って、ベッドの上に倒れ込んでしまった。
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