悪魔の連鎖ポイズン・キッス
「…そっか よくよく考えたらアンタ、陸上部の顧問だったわね 

でも、まさかそんな所でつながりがあったなんて…
(-.-;)」

-もしかしたらこの人前から、私に目を付けていて…陸上部にでも入部させようとでも思ってたのかしら。

それが何で恋愛感情に変わる!?
( ̄◇ ̄;)-

「…チョコマカト逃ゲオッテ。

我、仕留メル、確実ニ次デオ前ヲ…」

醍醐先生が動く!由美子は後ろに退く!

「あっ!」

散乱する机の足に引っかかり、由美子は仰向けに倒れた。
すかさず、醍醐先生が由美子に覆い被さり、逃げられない様に上から押さえつけてくる。

「…このまま無理やりキスでもしてみなさい、そうすればアンタ、高○教師な罪できっと、懲戒免職モノよ!」

「…スゴク熱イ、誓イノ、キスヲ…」

「ふざけるな!私が唇を許して良いのは、世界でたった一人、アイツだけなんだから!」

-早く助けに来なさいよ、馬鹿省吾っ!-




「ゆ、由美子さん!無事ですか!?」

「由美子!?」

「…省吾?智子?」
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